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オフィス家具の選び方

オオフィス内のデスクやチェアなどのオフィス家具は、オフィスの雰囲気を左右する大切な要素の一つです。また、オフィス家具は仕事の生産性にも影響を及ぼすため、慎重に選ばなければなりません。長野諏訪オフィスづくり.comが実践している失敗しないオフィス家具の選び方のコツをご紹介します。

• オフィスデスク・事務用机の選び方オフィスデスク（事務机）を選ぶうえで気を付けなければならないポイントはそれぞれの「働き方」にあわせたタイプの机を選ぶことです。職種によって机の使い方は大きく違います。それぞれの職種の「働き方」にあわせた机を選びましょう。
  
  事務職
  書類など紙を扱う仕事が多いことから収納が付いている「片袖机」や「両袖机」がおススメです。
  
  営業職
  営業担当者は外出している時間が長いことからシンプルな「平机」がおススメです。また、最近ではフリーアドレスデスクが選ばれる傾向にあります。フリーアドレスデスクを利用することで、自由に席を選べるようになり、社内のコミュニケーションの活性化や生産性の向上などの効果が得られます。また、フリーアドレスにすることで、営業職全員分の座席を設ける必要がなくなるため、スペースの有効活用にもつながります。
  
  エンジニア/デザイナー
  エンジニアやデザイナーの場合、広めの机を選ぶことがポイントです。特に、ディスプレイを複数置いたり、外付けのキーボードを利用するなど、なるべく広めの机を用意しておくことで効率が上がります。そのため、少なくとも140cmの横幅は必要になります。
  
  また、最近では集中力や健康の維持を目的に上下昇降デスクを取り入れるオフィスが増えています。上下昇降デスクは高さを調整することのできる机で、集中力を高めたいときは高さを変え、立ちながら仕事をすることができます。
  
• オフィスチェア（事務用椅子）の選び方 オフィスチェアを選ぶ際についつい注目してしまうのはオフィスチェアの機能と価格です。オフィスチェアを選ぶ際には両方のポイントを抑えておきましょう。
  
  ①　お尻が疲れないオフィスチェアを選ぶこと
  長時間イスに座っているとお尻が疲れてしまうことがあります。これは、オフィスチェアのクッションがあっていないため、体圧が分散されていないからです。クッションの性能にこだわることがポイントです。
  
  ②　背中が自然なS字になること
  デスクワークに集中していると肩や背中を痛めてしまうことがあります。それは、オフィスチェアの背もたれが自然なS字形状をしていないからです。背もたれの形状がS字形状のものを選ぶことでその悩みは解消されます。
  
  ③　ひじ掛けの有無
  ひじ掛けのあるオフィスチェアを選ぶことも一つのポイントです。ひじ掛けがあると、両腕の支えとして機能し、身体をサポートします。ひじ掛けがない場合、スペースを効率的に使えます。
  
  ④　価格について
  オフィスチェアは数十万円もする高級チェアから１万円以下の安価なものまであります。幅広い価格帯のオフィスチェアがあるためどの商品がお客様にとって最適なのか悩んでしまうことが多いと思います。働く人の健康を考えると定価が3万円以上のオフィスチェアがおススメです。
  
• 会議テーブル（会議机）の選び方会議テーブル（会議机）は、会議室の利用人数や利用目的に応じて最適なサイズが変動します。下記の内容を参考に会議テーブルを選ぶことがおススメです。
  
  大型会議テーブル
  大型の会議テーブルは固定型の場合が多く、応接室などのミーティングルームに設置されることが多いです。木目調のテーブルを選ぶことで部屋に重厚感を演出します。また、LANケーブルなどのコード類を収納できる配線ボックス付きのものがおススメです。
  
  会議テーブル（折りたたみ・跳ね上げ）
  折りたたみタイプと跳ね上げタイプの会議テーブルは会議やセミナーなど様々なシーンで活用することができます。使わないときは収納することが可能なため便利です。また、跳ね上げタイプの会議テーブルにはキャスターが付いているため、移動も便利です。以下がサイズの目安になります。
  
  【横幅】
  一人が座るのに必要となる横幅は一般的に60cmとされています。折りたたみ・跳ね上げタイプの会議用テーブルの横幅は210cm、180cm、150cmが多いです。210cm会議テーブルは3人掛けで余裕をもって座ることができます。180cm会議テーブルは3人掛けができますが、少し窮屈です。2人掛けだと余裕をもって座ることができます。150cm会議テーブルは余裕をもって2人掛けができます。適切な横幅の会議用テーブルを選びましょう。
  
  【奥行】
  折りたたみ・跳ね上げタイプの会議テーブルの奥行は60cmと45cmが一般的です。
  奥行60cmの会議テーブルは資料を広げて打ち合わせをしたい場合に最適です。奥行45cmの会議テーブルは資料を広げるには窮屈ですが、パソコンで作業をするのに十分なスペースがあります。　
  
• 書庫（キャビネット）の選び方書庫（キャビネット）はバリエーションの豊富なオフィス家具で、なかなか最適な書庫を選ぶことが難しいです。収納することのできる資料の大きさや量によって適切な書庫は異なるからです。仕事の効率化を図るためにもオフィスで必要とされている種類の書庫を選びましょう。
  

  ①【オープン式書庫】

  メリット…扉がないタイプなので、何が収納されているかが一目でわかり、書類が取りやすいのが特徴です。
  デメリット…扉がないためセキュリティ性は低いです。 扉がないタイプなので、収納物をひと目で把握することができますが、セキュリティは低いです。

  ②【引き違い式書庫】

  メリット…扉が横にスライドするタイプの書庫で、狭い場所でも設置が可能です。
  デメリット…2枚扉なため、書庫の中心部分の収納物が取り出しにくいです。3枚扉の書庫も登場し、デメリットが解消されつつあります。

  ③【両開き式書庫】

  メリット…両側の扉が前後に開閉するタイプなので、中央部分の収納物も簡単に取り出せます。
  デメリット…扉が開くスペースが必要になるため、開閉のスペースも考慮しなければなりません。

  ④【ラテラル式】

  メリット…引き出し式書庫です。書類以外にも、延長コードなどの備品も収納することができます。
  デメリット…重量制限があるため、それを超えたものを入れると引き出した際に転倒する危険があります。転倒防止の対策が必要です。

  ①～④をお客様のニーズにあわせて上段と下段に組み合わせることができます。
  
  書庫の耐震補強工事について
  書庫を設置する際には耐震補強工事をしておくことがおススメです。書庫は強い揺れが来ると転倒してしまうリスクが高いです。ご購入時に耐震補強工事を施しておくと、そのリスクを軽減することができます。長野諏訪オフィスづくり.comはお客様のオフィスに最適な書庫・キャビネットをご提案するだけでなく、耐震補強工事も一括で対応することができます。お気軽にご相談ください。

• ワゴン（引き出し箱）の選び方ワゴンを購入する際にワゴンの大きさに注意する必要があります。各メーカーごとにワゴンを個別で販売していることが多いです。サイズの異なるワゴンを購入してしまうケースもありますので、必ずサイズを確認しましょう。
  また、引き出し施錠の方法は鍵を使うシリンダータイプとダイヤルで暗証番号を設定して施錠するダイヤルタイプがあります。いずれのタイプも開錠用のマスターキーが付いてきます。施錠方法のしやすさでワゴンを選びましょう。
  
• 応接セットの選び方応接セットは来客者が利用するため、会社の印象に大きくかかわります。そのため、応接セットを選ぶ際はなるべく安価な応接セットは避けることがポイントです。安価な応接セットの中には、傷みやすく、座り心地が良くないものがあるからです。
  一方、高価な応接セットは高級感を演出することができ、傷みにくく座り心地も長持ちします。しかし、素材によってメンテナンスが必要になります。例えば、本革を使用している場合だと革のメンテナンスをしなければなりません。メンテナンスに手間と費用がかかることを考慮すると、合板を使用し、張地は合成皮や布を使ったものがおススメです。応接セットは使い心地やメンテナンスなど総合的に判断して購入しましょう。
  
• 金庫の選び方金庫を選ぶ際には必ず「設置スペースの幅・奥行・高さ」「扉の開閉スペース」「搬入する際の通路幅」「設置予定箇所が重量に耐えられるか」を確認するようにしましょう。事前に確認することで、金庫がオフィスに入らないなどのトラブルを未然に防ぐことができます。
  万が一の際に備えて、金庫は耐火性のものを選ぶことがポイントです。耐火性が高い金庫は重くなり、価格も高くなってしまいます。ご予算に合ったものを選びましょう。